毎朝のスタイリングでどうしても気になってしまうパックリと割れた分け目や頭頂部の透け感ですが、高価な育毛剤や特別な器具を使わなくても、実は毎日のドライヤーの使い方を少し工夫するだけで劇的に改善できることをご存知でしょうか。多くの人がやりがちな間違いとして、お風呂上がりにタオルドライをした後、自然乾燥に近い状態で放置してしまったり、ドライヤーを上から下に向かって当ててしまったりすることが挙げられますが、これでは髪の根元が潰れたまま乾いてしまい、どれだけワックスやスプレーでセットしようとしても時間が経てばすぐにペタンコ髪に戻ってしまいます。分け目を目立たなくさせるための鉄則は「根元を乾かすこと」と「逆方向から風を当てること」の二点に集約されます。まず洗髪後の濡れた髪は水素結合が切れて形を変えやすい状態にあるため、タオルドライをしたら間髪入れずにドライヤーを手に取り、まずは一番気になる分け目の部分から乾かし始めることが重要です。この時、いつもの分け目で髪を分けるのではなく、分け目を跨ぐように指の腹で地肌をこすりながら(シャンプーをするような手つきで)、ドライヤーの風を左右前後あらゆる方向から根元に向かって送り込む「クロスブロー」という手法を行うと、根元の生え癖が矯正され、髪が根元からふんわりと立ち上がるようになります。さらに、後頭部から前方に向かって髪をかき上げるように乾かしたり、普段の分け目とは逆の方向から風を当てて乾かしてから元の位置に戻したりすることで、根元に自然な立ち上がりが生まれ、地肌の透け感が驚くほど目立たなくなります。仕上げに冷風を当ててキューティクルを引き締めつつ立ち上げた根元を固定すれば、湿気の多い日や夕方になっても崩れにくい最強のふんわりヘアが完成します。このテクニックは慣れてしまえば数分でできる簡単なものですが、その効果は絶大であり、毎日の習慣にすることで「髪が増えた?」と錯覚させるほどのボリュームアップ効果を実感できるはずですので、ぜひ今夜のドライヤータイムから実践してみてください。
分け目の透け感を消すドライヤーテクニック